バイオイーザーは厚生労働省認可の家庭用治療器です。

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◆新型バイオイーザーの仕様◆
【本 体】
【リング】
【重 量】
【電 源】
【定格容量】
【定格周波数】
【磁束密度】
【定格時間】
【旧医療用具許可番号】
【新医療機器承認番号】
:L200×W140×H318mm
:直径200mm×厚み32mm
:本体/4.8kg、磁気リング/1.8kg
:AC100V
:70VA
:50/60Hz
:68mT
:30分(30分タイマー内蔵)

34BZ5006
:22100BZX01076000

1.目的
バイオイーザーが、体温にどのような変化をもたらすのかサーモグラフィによって測定す
るとともに、販売促進の資料と、試験データの蓄積を図ることを目的とする。
 
2.結論
足先や腕のように細い部位では30分程度で体温が平常に近づく。
もも、腹部、背中のような部位では、1時間後でも0.4〜0.8℃体温が高い状態が続くことが分かった。
 
3.試験概要
試験場所: 広島県西部工業技術センター
試験日時: 2001年6月5 日 10:30-16:00
試験者:  鈴尾製作所 門出
試験環境: 25℃(エアコン設定)
試験体:  33歳女性 身長153cm 体重53kg
着衣条件: 短パン、タンクトップを胸の部分で固定して腹部と背中を出した状態
制限:   試験2時間前から試験終了まで飲食制限。試験中の入退室制限。安静状態
の維持。
治療部位: 足先、腕、もも、腹部、背中の5カ所
治療時間: 30分
測定装置: 富士通 INFRA-EYE550
焦点距離: 2m
分解能:  26〜36℃ 25分割(0.4℃)
比較方法: もも、足先、腕は、右側を治療して左と比較
      腹部と背中は、治療前と治療後で比較
3.1 試験データについて
試験データは広島県西部工業技術センターで測定機器を借りて測定したもので、広島県西部工業技術センターの公式な測定データではないことにご注意ください。
 
4.結果
4.1 足先・腕・ももの試験方法
右側の足先、腕、ももにそれぞれ磁気リングを通して治療を30分間行い、非治療の左側との体温差を比較する。また、磁気リングの磁気の影響を受けないように左右の部位を可能な限り離して治療を行う。
 
4.2 足先・腕・ももの治療結果サーモグラフィ

 
4.3 腹部・背中の試験方法
腹部、背中に磁気リングを当てて30分間治療を行い、治療前の体温と比較を行う。
4.4 腹部・背中の治療結果サーモグラフィ

 
4.5 体温の上昇値
下のグラフに治療前と治療後(非治療側と治療側)の体温差の変化を示す。腕と腹部と背中については、サーモグラフィが飽和していたので初期体温差を4℃程度とした。
 ももと腹部と背中については、60分後でも0.4〜0.8℃程度の体温差があることが分かる(推定できる)。
4.6 足先の治療結果


1.30分間の治療直後は、治療部分の体温が28.2〜29.4℃。磁気リングに接触していたすねの部分の体温も32.2℃に上昇している。(非治療の左足先26℃以下との差+2.2℃以上)
2.治療後35分経過後の体温は26℃以下に急激に低下。
しかし、右足の甲は27〜27.4℃。(非治療の左足の甲26℃以下との差+1℃以上)
3.治療後135分経過後の体温は26℃以下。(非治療の左足先26℃以下との差は無い)
 
4.7 腕の治療結果


1. 治療前の上腕部の体温は高いところで左右とも32.6℃程度で、左右の差がない。
2. 30分間の治療直後は、リング接触部分の体温が36℃以上に上昇し、ひじから手首にかけて33.4℃の部分が広がっている。(右腕36℃以上、非治療の左腕32.6℃で、治療側+3.4℃以上)
3.治療後5分経過後の右腕の体温は35.8〜36℃以上。(非治療の左腕32.6℃との差+3.2℃)
4. 治療後35分経過後の右腕の体温は32.6℃程度。(非治療の左腕32.6℃との差は無い)
 
4.8 ももの治療結果


1.治療前のももの温度は高いところで左右ともに30.2〜30.6℃で、差がない。
2.30分間の治療直後、磁気リング接触部分の体温が36℃以上。(非治療の左もも31.8℃との差+4.2℃以上)
3.治療後15分経過後の体温は33〜33.4℃。(非治療の左もも31.4〜31.8℃との差+1.6℃)
4.治療後45分経過後の体温は31.4〜31.8℃。(非治療の左もも30.6〜31℃との差+0.8℃)
5.治療後80分経過後の体温は30.6〜31℃。(非治療の左もも29.8〜30.6℃との差+0.4〜0.8℃)
6.治療後180分経過後の体温は30.2〜30.6℃。(非治療の左もも30.2〜30.6℃との差は無い)
 
4.9 腹部の治療結果


1.治療前の体温は高いところで33〜33.4℃。
2.30分の治療直後は、リング接触部の体温が36℃以上に上昇した。(治療前との差+3℃以上)
3.治療後5分経過後の腹部の体温は高いところで35.8〜36℃以上。(治療前との差+3℃以上)
4.治療後40分経過後の腹部の体温は高いところで34.6〜35℃。(治療前との差+1.6℃)
5.治療後50分経過後の腹部の体温は高いところで34.2〜34.6℃。(治療前との差+1.2℃)
6.治療後60分経過後の腹部の体温は高いところで33.8〜34.6℃。(治療前との差+1.2〜0.8℃)
 
4.10 背中の治療結果


1.治療前の背骨部分の体温は33.4℃になっている。
2.治療直後は、磁気リング接触部分の体温が36℃以上に上昇。(治療前との差+2.6℃以上)
3.治療後10分経過後の背骨部分の体温は35.8℃。(治療前との差+2.4℃)
4.治療後20分経過後の背骨部分の体温は35℃。(治療前との差+1.6℃)
5.治療後30分経過後の背骨部分の体温は34.6℃。(治療前との差+1.2℃) 





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